赤十字奉仕団の皆さまにBLS講座を行いました
救急救命学科 / 2024年09月18日
救急救命学科では、室根まちづくり協議会の取り組みとして、室根赤十字奉仕団の皆さまにBLS講座を開催しました。
BLSとは
突然発生した心停止や窒息による気道閉塞に対して、その場ですぐに、特別な器具を用いないでもできる一次救命処置です。心停止が起こってしまった場合は、その場にいる人(医療従事者でも市民でも)ができるだけ早くBLSを行い、迅速にALS(医療機関で行われる高度な救命処置)につなげることが大切です。
学科長の佐藤から、救命処置の概要やAED(自動体外式除細動器)の説明の後、救急救命学科1年の学生達がトレーニングモデル(マネキン)を使用して心肺蘇生やAEDの使い方の要領を実技披露し、その後、参加者の皆さまにBLSを体験していただきました。
参加者の中には、過去に救命講座受講経験のある方が、以前と処置方法が異なっているところを再確認したり、トレーニングモデルでの心肺蘇生(胸骨圧迫)を体験して、心肺蘇生の大変さを改めて感じた方など、「いつ・どこで・だれが」病気やケガにおそわれるか分かりません。いざという時のために、方法やコツなど沢山質問も飛び交っており、真剣にBLS講座を受けていらっしゃいました。