外因を想定した実技試験を行いました
救急救命学科 / 2025年02月05日
救急救命学科の1年は、「外傷処置Ⅰ」で、外因を想定した実技試験を行いました。
内容は、交通事故など、外因(外的要因)を想定したシナリオに対して、
・外因に応じた対処方法
・傷病者への適切な処置
・実技の正確さ
・冷静な対応
・チームワーク
、、、などを評価する実技試験です。
一関市消防本部の協力のもと、5名の救急救命士の方々を招へいして試験官を行っていいただきました。
普段授業を受ける教員とは異なり、現役救急救命士による実技試験ということもあり、1年生はみんな真剣な表情で声を掛け合いながら試験に臨んでいました。
日常生活においてはなかなか直面することのない救急現場ですので、学生のなかには緊張のためか、想定した状況や患者の状態などを勘違いしてしまう学生もおり、1年生らしいといえば1年生らしいのですが、このような緊迫した実技試験や訓練を繰り返し行なうことで、冷静で適切な判断や、技術が向上していくものだと思います。
試験後には、試験官である救急救命士の方々から試験内容の良い点・悪い点・改善箇所などのフィードバックもいただき、非常に濃い内容の実技試験になりました。
一関消防本部の救急救命士の皆さま、ご協力ありがとうございました。